OUR STORY
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尊敬でつながる関係を大切に
青年海外協力隊員としてセネガルの小さな村で2年間を過ごしました。土地や文化・人々の魅力を肌で感じるなかで、セネガルで出会った素敵な仲間たちとは「支援対象者」としてではなく、一緒に歩むパートナーとして「対等な関係」で繋がりを持ち続けたいと思うように。帰国後、誇りを持てる“仕事”としてものづくりをスタートしました。
適正な取引価格を話し合い、負担のない制作体制を築き、なにより楽しく取り組めるパートナーシップであることを目指しています。「素敵」だと思って商品を手に取っていただくことが、自然と彼らや彼らの家族、そして住む土地を豊かにしていく循環に繋がります。
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小さなハギレからも新しい価値を
ジャムタンは、カラフルな色柄が特徴的な“アフリカンプリント”と呼ばれる生地を使用しています。セネガルでは、その布を使用してオーダーメイドで作った服を着た人々が街を美しく彩ります。その一方で、現地の道路脇や町はずれでは縫製時に生まれる端切れ布がゴミとなり、カラフルなゴミ山になっている光景を目にすることも。
隅々まできれいな色や柄がある生地は、小さくなっても魅力的。ジャムタンは端材をなるべく出さない裁断パターンを意識し、小さな生地も素材として活躍させるなど、ゴミと捉えられていたものに付加価値を付け加えるアップサイクルなものづくりに取り組んでいます。
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セネガル生まれ、岡山育ち
セネガルではじまったものづくりは、岡山との繋がりも大切にしています。遠い国から届いたカラフルな生地と、岡山の素材や作り手と掛け合わせた作品が生れています。岡山の特産品であるデニムや帆布生地と組み合わせた小物やバッグ。地元企業とコラボした足袋型シューズ。岡山市のA型事業所と協働でのオーダーメイドの日傘づくり。
セネガルの小さな村と日本の地方都市・岡山との組み合わせが、世界との新しい関わり方やそれぞれの地域の魅力発信に結びつく可能性を秘めています。遠く離れた文化や人が混ざり合い、何か新しいものやことが始まるわくわくをたくさんの人と共有していきたいです。
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世界にひとつだけ
商品制作に使われるアフリカンプリントの色柄の種類は無限大。同じ柄の生地を探そうと思っても、二度と出会えないなんてこともしばしば。ジャムタンは数ある生地から厳選した柄で、仕立屋さんがハンドメイドで洋服を作っています。たくさんの柄を楽しんでいただきたいという想いと、自分だけのお気に入りを探す楽しみを感じていただきたいという気持ちから、同じ生地を大量ロットで仕入れるのではなく、厳選した生地で1点ものの洋服を縫製しています。そんな世界でひとつだけのプロダクトとの出会いを楽しみ、その1点を大切にご使用いただけるよう、ひとつひとつ丁寧にお届けしています。